伯備線の倉敷〜伯耆大山が電化されたのは1982(昭和57)年7月1日改正のこと。このため、特急「やくも」には381系特急型電車が投入されましたが、普通列車には115系が投入されるようになりました。115系は湘南色で投入され、同じく電化された山陰本線の伯耆大山〜西出雲(当時は知井宮)にも入線するようになります。
瀬戸大橋線から転属した213系が運転を開始した現在でも、引き続き115系も活躍していますが、リニューアル工事を施された車両が大半を占め、外観はJR西日本オリジナルの塗装に、さらに先頭車改造をされた車両も多く、2両編成も見られるようになっています。このページでは本来の伯備線より少し範囲を広げ、山陽本線区間である岡山〜倉敷間、山陰本線伯耆大山〜米子間を走行する、伯備線運用の115系も見ていきます。
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