2006(平成18)年3月改正から485系を使用して運転を開始した特急「きぬがわ」。日光方面の輸送のライバルであった東武鉄道とJR東日本が手を組んだ列車の1つで、JR新宿駅を起点とし、湘南新宿ライン・宇都宮線経由で栗橋駅から東武鉄道に直通し、鬼怒川温泉駅へ至るという、新たな観光ルートを開拓した。
この485系特急「日光」「きぬがわ」の予備車両として189系「彩野」編成が在籍。派手なカラーリングは485系同様、東武スペーシアに合わせたものに変更され、485系では撤去されたトレインマークが残存している。
幸いにも列車は好調な利用客があったようで、この189系「彩野」編成を使用した臨時列車が間もなく運転を開始。
2011(平成23)年4月からは、成田エクスプレスで活躍した253系200番台を改造した、253系2000番台が投入されることになり、485系と共に「日光」「きぬがわ」運用から退く。
(上写真:湘南新宿ライン 池袋駅/撮影:裏辺金好)
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