登場年:1972(昭和47)年 (※485系として)
運転区間:上野〜勝田・いわき・仙台
1969(昭和44)年登場。常磐線経由で上野〜水戸・仙台を走った特急列車で、当初はキハ80系「いなほ」の間合運用として季節列車で運転を開始(先頭車両はキハ81)。1972(昭和47)年10月2日改正で、485系の投入と、急行「ときわ」の格上げ等により5往復化。東北新幹線開業後も常磐線を代表する列車として増発を重ね、引き続き仙台にも直通。
1989(平成元)年にはJR東日本が651系による特急「スーパーひたち」の運転をはじめ少なからぬ影響はあったものの、2編成併結の最長14連という圧倒的な姿で運転は続き、中にはボンネット車両同士の併結も。
また、専用塗装に変更も開始され、非貫通型は特急シンボルマークを全て取り外し。ボンネット型は、一部車両が取り外しされて運転されるようになる。しかし、1997年にE653系特急「フレッシュひたち」が後継として登場し、1998年12月7日に「ひたち」の愛称と共に廃止となった。