登場年:1995(平成7)年 *JR九州の列車として
運転区間:宮崎・霧島神宮・国分〜鹿児島中央
特急「きりしま」は1995(平成7)年4月改正で登場。当時、博多〜西鹿児島を走っていた特急「にちりん」の運用が長すぎるため、宮崎で分割して独立させたものである。当初は緑一色というJR九州初の試みの塗装の485系だったが、2000年に特急「ひゅうが」が誕生すると、きりしま色と元ハウステンボス色車のロゴを消して共通で使用。のち、両方ともハウステンボスタイプの「KIRISHIMA & HYUGA」色となる。
2004(平成16)年3月改正で九州新幹線が開業すると、国分〜鹿児島中央に増発。同時に、「きりしま」専用色も1編成復活している(2010年に国鉄色に変更されて再消滅)。なお、列車名のルーツは1950(昭和25)年登場の東京〜鹿児島間の急行「霧島」や、新大阪〜西鹿児島間の臨時客車急行「霧島」など。