京王電鉄5000系 Keio Commuter Trains Series 5000
 1963年、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)京王線の架線電圧を600Vから1500Vに昇圧する際に登場して、それまでの京王線のイメージを一新した画期的な車両。この車両の登場で、路面電車のような車両が全て鉄道タイプの車両へ代わりました。 そして、京王電鉄を代表する車両として広く支持を集めますが、1996年12月に営業運転を引退しました。
 しかし、実際使い勝手がよいため、各地の地方私鉄でまだ活躍中。また、先頭車1両は京王電鉄で保存されています。また2004年8月までは、3両編成に中に特殊な車両を組み込んだ4両編成が、まだ活躍していました。上写真はその最後の姿となった、同年11月の一般公開時の姿です。
(上写真:若葉台車両基地/撮影:裏辺金好)
 京王電鉄5000系、懐かしの姿

現役時代の姿。よく見ると、左の駅名表示板も旧タイプ。
(写真:京王線 代田橋駅/撮影:ムスタファ)

営業運転終了後も、事業用車としてしばらく残存していた車両。
(写真:京王線 高幡不動駅/撮影:デューク)