名古屋鉄道岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線 Meitetsu Gifu City Tram
 2005年4月1日に全廃となった名古屋鉄道の岐阜市内線および揖斐線、美濃町線(+田神線)。このうち岐阜市内線は全線が道路上を走る併用軌道。車両はここで紹介する全路線が路面電車タイプの車両が中心で、大正生まれの最古参から超低床車両まで非常にバラエティに富んでいました。現在、車両の多くは豊橋鉄道と福井鉄道に譲渡されています。一方、岐阜の路面電車は岐阜県関市でショッピングセンターを運営するサンストラッセが参入を表明しましたが・・・いつの間にか話も消えているようです。
(写真:揖斐線 黒野駅/撮影:裏辺金好)
 名古屋鉄道岐阜市内線ほか、懐かしの姿

モ770形。連接車体の車両も活躍し、輸送力確保に貢献していました。
(写真:徹明町 撮影:裏辺金好)

美濃町線の連接車両はモ880形。先ほど紹介したモ770形もこのデザインを踏襲しています。
(写真:田神線 名鉄岐阜駅/撮影:裏辺金好)

廃線を前に白線が入った旧塗装を再現したモ600形。
(写真:田神線 市ノ坪駅/撮影:裏辺金好)

基本的には岐阜市内線の運用についていたモ570形。ラッシュ時に活躍した。
(写真:田神線 市ノ坪駅/撮影:裏辺金好)

廃線を前に旧塗装に復元されたモ590形。

(写真:田神線 市ノ坪駅/撮影:裏辺金好)

1926年に登場した最古参車両510形。最後は2両fが在籍した。
(写真:揖斐線 黒野駅/撮影:裏辺金好)

揖斐線の終点、黒野駅。1999年までは揖斐線が本揖斐まで運転され、さらに谷汲線が分岐していた。
(写真:揖斐線 黒野駅/撮影:裏辺金好)