阿佐海岸鉄道 阿佐東線(阿波海南〜甲浦)
マイクロバスをベースにしたDMV93形気動車と、海部駅で保存されているASA-100形「しおかぜ」
(撮影日:2022年4月28日/撮影:リン)
▼データ
路線距離: 10.0 km電化:非電化
軌間:1067mm
複線区間:なし
備考:1992(平成4)年3月26日に海部駅〜甲浦駅間が開業したのが始まり。1980(昭和55)年に建設が中止された阿佐線のうち、大半の構造物が完成していた徳島県側の路線を第三セクター鉄道方式で運営することになったもので、海部駅でJR牟岐線と接続している。2020(令和2)年11月30日をもって鉄道車両による運用を終了し、2021(令和3)年12月25日に、世界で初めてDMVによる運行に移行し、一般道と線路の双方を走行している。なお、これに先立ち牟岐線の阿波海南駅〜海部駅間を阿佐東線に編入している。
なお、阿波海南駅と甲浦駅は駅前を発着するため、阿佐東線の鉄道区間として正式には阿波海南信号場〜甲浦信号場である。
▼DMV運行開始後の風景
JR牟岐線と接続する阿波海南駅。2008(平成20)年に阿波海南駅前交流館がオープンしている。
(撮影日:2022年4月28日/撮影:リン ※以下すべて)
阿波海南文化村から阿波海南駅まで一般道を走行し、鉄道区間へ向かうDMV932号「すだちの風」。
阿波海南駅はJR牟岐線の線路とは分断され、道路から線路(阿波海南信号場)へ入る。
牟岐線と阿佐東線の線路
阿波海南駅に到着するDMV933号「阿佐海岸維新」
DMV用に整備された海部駅のホーム
海部駅の旧ホームにはASA-100形「しおかぜ」が保存。
海部川橋りょうを渡るDMV933号「阿佐海岸維新」
阿佐東線の終着駅である甲浦駅(DMV化後は甲浦信号場)。
使用を終了した甲浦駅の旧ホーム。
DMV化後は高架ホームではなく、駅前に設置された「甲浦駅」バス停留所を使用している。
甲浦駅を出発したDMVは、一般道を走り道の駅宍喰温泉へ向かう。
▼DMV運行開始前の風景
DMV化前の甲浦駅。
(撮影日:2011年10月20日/撮影:リン)
甲浦駅に停車中のASA-201
(撮影日:2006年10月22日/撮影:ひょん君)
現在はDMVのスロープ道路が延伸されている場所。
(撮影日:2006年10月22日/撮影:ひょん君)
宍喰駅の駅舎と改札口
(撮影日:2020年11月24日/撮影:リン)
ラストランのヘッドマークを付けたASA-101。
(撮影日:2020年11月24日/撮影:リン)
海部〜宍喰間を行くASA-301
(撮影日:2020年11月29日/撮影:ひょん君)
海部〜宍喰間を行くASA-301。こちらは沿線で唯一の同じ高さから撮れるポイント。
(撮影日:2020年11月29日/撮影:ひょん君)
海部駅の駅舎
(撮影日:2020年11月24日/撮影:リン)
海部駅に停車中のJR四国1200形。
(撮影日:2011年10月20日/撮影:リン)
海部駅に停車中のJR四国のキハ185系特急「剣山」とASA-301。
(撮影日:2011年10月20日/撮影:リン)
海部駅に停車中のJR四国のキハ185系ASA-201。
(撮影日:2006年10月22日/撮影:ひょん君)
ラストランのヘッドマークを付けたASA-301。
(撮影日:2020年11月24日/撮影:リン)