高尾駅(JR東日本・京王電鉄)



▼開業年月日

1901(明治34)年8月1日 (JR)
1967(昭和42)年10月1日(京王)

▼所在地

東京都八王子市高尾町(JR)
東京都八王子市初沢町(京王)

▼駅構造

地上駅(JR)、高架駅(京王)

▼主な利用可能路線

中央本線、京王電鉄高尾線

▼メモ

 高尾駅は中央線の運転上のキーポイントとなる駅で、通勤型の列車の大半は高尾で折り返していき、山線を乗りえてきた中距離電車もここで折り返していく列車が大半。もっとも、特急はまったく停車しない。観光地の駅なんだが、都心に近かったのがネックだったか・・・
 そんな高尾駅ですが、天狗のゆかりの地の駅ということで、駅舎は寺院風の存在感のある建物となっています。これだけ見ると、とても通勤電車の頻発する駅とは思えません。既に山線に入りかけているということもあり、駅周辺はすでに勾配が始まっています。また、駅前にはお土産屋が多くあり、観光地という印象が大変強い。データイムは利用客も観光客が圧倒的に多い駅です。なお、開業時の駅名は当時の自治体名(浅川村)より浅川駅でしたが、1961(昭和36)年に現在の駅名になりました。
(撮影:裏辺金好/解説:デューク)

▼駅とその周辺の様子


 高尾駅の構内。改札口から駅の構内に入ると一見2面3線のホームに見えるが、改札のあるホームは八王子方面が島式となっていて結果的に2つの島式ホームを擁する2面4線のホームとなっている。なお、改札口の辺りはホームのかさ上げが行われていないため、高さが微妙に低くなっている。

高尾は運転上のキーポイントとなっているため、滞泊する列車を収容する引込み線もある。

 高尾駅の改札口。駅舎の中はそれほど広くないので、自動改札機の数もそれほど多くない。それが原因かどうかは知らないが、土休日など観光客が多い日は改札のあたりはかなりの混雑となる。


駅の構内(3・4番線ホーム)には、巨大な天狗の頭の像がある。正面から写しているのでわかりにくいかもれないが、鼻の長さはかなりの長さだ。この像は国鉄時代に地元の寺院や商工会、それに国鉄等が協力して作ったもののようで、観光の目玉として力を入れていたのが良くわかるのではないか。

京王電鉄は高架駅で1面2線のホーム。

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