原宿駅(JR東日本)
▼メモ
明治神宮への最寄り駅で、単式ホーム2面2線を有する地上駅。現在の駅舎は2020(令和2)年3月21日に供用を開始した橋上駅で、この際に臨時ホームを新宿・池袋方面行き外回り専用ホームとして常設整備されている。それ以前の駅舎は1924(大正13)年に竣工した2代目の駅舎で、尖塔(せんとう)に白い外壁、露出した骨組というハーフティンバー様式を取り入れたのが特徴。原宿駅周辺が防火地域に指定されているため、今後は現行の基準を踏まえた形で駅舎の復元が実施される予定である。
なお、原宿駅の特徴として駅北側(代々木駅寄り)に皇室専用ホームが設置されているが、2001(平成13)年以降に使用された実績はない。
ちなみに、現在は原宿という地名は無いが、これは1965(昭和40)年3月1日に隠田、竹下町と共に神宮前一丁目〜神宮前四丁目に改称されたためで、それまでは原宿一丁目から三丁目が存在していた。
(写真&解説:裏辺金好)
▼開業年月日
1906(明治39)年10月30日▼所在地
東京都渋谷区神宮前一丁目▼駅構造
地上駅(橋上駅)▼主な利用可能路線
山手線、東京地下鉄(東京メトロ)…明治神宮前〈原宿〉駅▼駅の様子
改札口
原宿駅に停車中のE235系。
新駅舎整備前の原宿駅ホームの様子と205系。当時は1面2線だった。
新駅舎の整備により明治神宮側に直接出られるようになった。
こちらは解体前の旧駅舎。
旧駅舎の改札口
旧駅舎全景。2004(平成16)年11月に撮影したもので、営団地下鉄のロゴや旧デザインのニューデイズなどが懐かしい。