日立駅(JR東日本)
▼メモ
日立市の中心駅で、2面3線のホームを持つ地上駅(橋上駅)。1面のコンテナホーム、2本のコンテナ荷役線を有する貨物駅も併設している。当初は日本鉄道の助川駅として開業(日立町と合併前の茨城県多賀郡助川町に位置したため)。日立市の発足に伴い、1939(昭和14)年10月20日に日立駅に改称された。
2011(平成23)年4月7日に新駅舎の供用を開始したが、これは日立市出身の世界的建築家である妹島和世による設計で、ガラス張りの外観が特徴。第12回ブルネル賞駅舎部門で優秀賞を受賞している。海岸口側構内にある展望ロビー、SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)は絶好のビュースポットとして好評を博している。上写真は海岸口の駅舎。
(写真&解説:裏辺金好)
▼開業年月日
1897(明治30)年2月25日▼所在地
茨城県日立市幸町一丁目▼駅構造
地上駅(橋上駅)▼主な利用可能路線
常磐線▼駅の様子
日立駅に停車中のE501系常磐線とE657系特急「ひたち」。
改札口
目の前に一面の海が広がる海岸口側の展望ロビー。
抜群のオーシャンビューを誇る「シーバーズカフェ」。
海岸口側の様子
中央口。日立市の中心部はこちらが玄関口で、飲食店や日立駅情報交流プラザ ぷらっとひたちなどが営業している。
バスロータリーには日立製作所から寄贈された発電用タービンの一部が展示されている。日立製作所は元々、1910(明治43)年に日立鉱山(現・JX金属)で使用する機械の修理・メンテナンス部門として発足し、日立市の発展を支えてきた。