那須塩原駅(JR東日本)
▼メモ
当初は東那須野と称する西那須野、黒磯に挟まれた小駅であったが、しかし、東北新幹線建設時に黒磯(当時黒磯市)と西那須野(当時西那須野町・大田原市最寄り)で駅設置の駆け引きがあり、最終的に間をとって東那須野に駅を設置。その名称でも駆け引きがあり、「新那須(仮称)」となろうとしていたところに那須と並ぶ観光地塩原との争いがあり、結果、合成地名の「那須塩原」と改称され、新たな県北地域の玄関口、また黒磯駅に代わる皇族方が那須御用邸へ向かう際の最寄り駅となった。駅舎は橋上駅となっており、2階のコンコースにみどりの窓口、売店などが設置されている。構内は、新幹線が通過線+下り待避線の外側にさらに1線を持つ2面5線、在来線が2面3線となっている。
なお、2005年に黒磯市と西那須野町、塩原町は合併し、「那須塩原市」となった。駅名に市名が合わせられたような格好だ。
(写真・解説:U-lineのA)※写真は2012年撮影。
▼開業年月日
1898年(明治31年)11月24日1982年(昭和57年)6月23日
(*東北新幹線開業・駅名改称)
▼所在地
栃木県那須塩原市大原間▼駅構造
高架駅(新幹線)地上(橋上)駅(在来線)
▼主な利用可能路線
東北新幹線東北本線(宇都宮線)
▼駅の様子
トップ写真の西口(メイン)に対し、東口はこじんまりとしている。ただ、住宅はこちらの方が多い印象。
コンコース改札口付近。
新幹線ホーム。下り線側から1・2・5番線。下り待避線外側の1番線は主に当駅始終着列車が使用。
新幹線は通過も多いが、構内がカーブのため列車が減速する、好撮影地でもある。
在来線は7〜9番線。(6番線は欠番)。副本線の8番線は通常使用されない。
西口駅前通。ホテル以外の商業施設は少ない。この道路は通称「御用邸道路」とのこと(笑)
西口の「黒磯巻狩鍋」。秋の「巻狩まつり」では実際に使用される。
西口の皇族専用の扉。どことなく威厳を感じる。
東北新幹線開業30周年のパネル展示で、「東那須野」の駅名板が登場。(那須野が原博物館所蔵)
訪れた日は東北新幹線開業30周年。記念列車が運転されていた。