仁井田駅(JR東日本)
▼メモ
高根沢町の中でも旧熟田村(にいたむら。現在はさくら市と高根沢町の一部)にあたる地区の中心駅。現在は無人駅。近くの県立高根沢高校への通学利用が多いほか、国鉄末期にはキリンビール栃木工場(現在閉鎖)への専用線もあり、DE10とワム80000による貨物列車が発着した。駅舎は木造平屋、構内は1面1線だが、かつては対向式ホームの交換可能駅だったようだ。
なお、土讃線にも仁井田駅があるが、こちらは「にいだ」と読む。
(写真・解説:U-lineのA)※写真は2012年8月1日撮影。
▼開業年月日
1923年(大正12年)4月15日▼所在地
栃木県塩谷郡高根沢町大字文挟▼駅構造
地上駅▼主な利用可能路線
烏山線▼駅の様子
駅舎内部。近年まで有人だった名残で窓口が残っている。
烏山線の各駅に割り振られた七福神。当駅は布袋尊。
駅前風景。奥の交差点で交差しているのは烏山への県道(烏山街道)。
駅近くの烏山街道。写真左の郵便局は旧村名にあわせ「熟田」だが駅名は開業当初「熟田」だったのを
「仁井田」に改称・・・。 そして「熟田」という集落は駅のある高根沢側にはなく、さくら市側にあるという・・・
旧キリンビール栃木工場からの専用線廃線跡。かなり距離があり、道床などが残っている。
専用線はしばらく烏山線(左側)と平行し、駅の数百メートル手前で合流していた。
錆びた第4種踏切。現在では工場自体も廃止となってしまった。