岡本駅(JR東日本)
▼メモ
宇都宮から北に向かって最初の駅。宇都宮市が2007年に吸収合併した旧河内町岡本地区に位置する。当初日本鉄道(現在の東北本線)は当地を通らなかったが、長久保(さくら市:廃駅。現在の蒲須坂駅付近)付近にあった旧鬼怒川橋りょうの水害対策として、氏家経由の新線が建設され、その後に設置された。駅舎はコンクリート平屋の地上駅で、起点の東京から北上して初めての純粋な地上駅である構内は、当初2面4線+専用線への側線だったが、現在は2番線と4番線のみが使用されており、専用線も廃線となった。(現在は遊歩道)
(写真・解説:U-lineのA)※写真は2012年撮影。
▼開業年月日
1897年(明治30年)2月25日▼所在地
栃木県宇都宮市下岡本町▼駅構造
地上駅▼主な利用可能路線
東北本線(宇都宮線)烏山線(宝積寺から宇都宮まで直通)
▼駅の様子
改札内から駅舎内部を眺める。
跨線橋内の案内表示。下りは黒磯の次がいきなり仙台!そして上りは何故か上野が無い!
2番ホーム(上り)に到着するのは烏山線から直通のキハ40。烏山線列車の多くは宇都宮まで直通する。
4番ホームにはモルタル瓦の古風な待合室がある。宇都宮地区では唯一の物と思われる。
内部は木製のベンチ。勿論非冷房である。小さな駅だからこそ残った設備なのだろう。
駅前風景。旧河内町の中心地のようだが、駅周辺は住宅が目立つ。