盛岡駅(JR東日本・IGRいわて銀河鉄道)
▼開業年月日
1890(明治23)年11月1日▼所在地
岩手県盛岡市盛岡駅前通▼駅構造
地上駅(在来線)、高架駅(新幹線)▼主な利用可能路線
東北本線、山田線、田沢湖線
IGRいわて銀河鉄道線
(青い森鉄道、花輪線直通あり)
東北新幹線、秋田新幹線
▼メモ
岩手県の県庁所在地である盛岡市の玄関口で、仙台駅と並ぶ東北有数の巨大ターミナル。市街地は駅から少し離れていますが、盛岡駅構内の商業施設も意外と充実しており賑わっています。なお、東北新幹線八戸延伸開業に伴い東北本線の盛岡以北を経営分離したIGRいわて銀河鉄道は、JRとは別の改札口を所有。IGR線の好摩駅より直通してくるJR花輪線の列車への乗降はIGRの改札口を利用することになる一方、今でもJR東北本線からIGR線へ直通する列車もあり、これはJRの改札口を使用することになるなど、少々不思議な状態になっています。どうしても改札口の分離が必要だったのでしょうか。さらに田沢湖線は秋田新幹線直通に伴い、レールの軌間を新幹線同様の標準軌へ拡幅。一見すると普通に他の路線と同じように発着しているように見えますが、レール上は完全に独立しているなど、盛岡駅は色々と不思議な構造の駅です。なお、現在は新幹線と寝台特急「カシオペア」下り列車を除き、優等列車は停車しません。
(撮影&解説:裏辺金好)
▼駅とその周辺の様子
IGRいわて銀河鉄道の列車は0番線と1番線を使用するのが基本だが、中には東北本線へ直通する列車も存在。
JR東日本が運営する東北本線の車両(701系)。
8番線と9番線は田沢湖線のホーム。
かつて見られたJR花輪線のキハ58系。