青森駅（ＪＲ東日本・青い森鉄道）
▼メモ
青森県の県庁所在地、青森市の中心駅であると同時に、１９８８（昭和６３）年までは青函連絡船への乗り継ぎ駅としても機能した。駅構内は、３面６線となっており、かつての連絡船発着の名残で行き止まり式となっている。かつては、東北本線から新青森や奥羽･津軽線方面へ向かう特急などは当駅で進行方向を変えていた。また、番線については、２０１０（平成２２）年１２月の東北新幹線新青森開業までは明確な使用区分は存在しなかったが、それ以降は１番線・２番線を、東北本線を移管した青い森鉄道の列車が使用。また、ＪＲ東日本と青い森鉄道の共同使用駅となった。
かつては東北本線の特急「はつかり」や、奥羽本線の特急「いなほ」「かもしか」、津軽海峡線の特急「白鳥」「スーパー白鳥」など、様々な特急が当駅を発着していたが、２０１６（平成２８）年３月の北海道新幹線開業に伴い、青森駅に停車する特急列車は奥羽本線の特急「つがる」（青森〜秋田）のみになってしまった。なお、当駅を終点とした東北本線が青い森鉄道に移管となったため、現在では２社の共同使用駅となっている。
２０２１（令和３）年３月２７日には５代目となる新駅舎と青森駅自由通路が開業。さらに２０２４（令和６）年４月２６日には新たなＪＲ青森駅東口ビルが開業し、１〜３階の商業施設「＆LOVINA」、４階の行政施設「青森市民美術展示館」「あおもり縄文ステーション じょもじょも」、４〜10階 ウエルネスホテル「ReLabo」（※７月１１日〜）がオープンする。
（写真：裏辺金好 ※特記を除く）
▼開業年月日
１８９１年（明治２４年）９月１日▼所在地
青森県青森市柳川一丁目▼駅構造
地上駅▼主な利用可能路線
奥羽本線、津軽線(津軽海峡線)、青い森鉄道▼駅と周辺の様子
２００７年２月撮影の４代目駅舎。１９５９（昭和３４）年に建築されたもの。
２０１３年９月撮影の４代目駅舎。２階部分が小改修されている。
新たなＪＲ青森駅東口ビル。規模の違いは一目瞭然。
５代目駅舎の改札口。ＪＲ東日本と青い森鉄道の改札は共通であるが、切符券売機は通路を挟んで向かい合っている。
青森駅自由通路
青森駅の旧跨線橋。
今や唯一の優等列車であるＥ７５１系特急「つがる」。２０２４（令和６）年３月改正では、速達列車に「スーパーつがる」の愛称が与えられている。（撮影：リン）
五能線直通の観光列車「リゾートしらかみ」。写真はHB-E300系気動車。（撮影：リン）
五能線直通の観光列車「リゾートしらかみ」。こちらもHB-E300系気動車で、青池編成。（撮影：リン）
津軽線のGV-E400形。
津軽線で使用されていたキハ４０系。（撮影：リン）
青森地区の主力車両７０１系。こちらは、青い森鉄道用の車両で、青い森７０１系。
青い森鉄道の「11ぴきのねこラッピングトレイン」
ＩＧＲいわて銀河鉄道のIGR7000系。定期運用は無いが臨時快速などで時折入線する。（撮影：リン）
青い森鉄道全線開業当初に見られた東北本線カラーに青い森鉄道ロゴマークを貼った青い森７０１系。（撮影：リン）
.jpg)
青い森鉄道移管前、東北本線の７０１系。
函館へ向かう７８９系特急「スーパー白鳥」。
青森駅に到着した４８５系３０００番台による特急「白鳥」。
４８５系国鉄色編成が臨時で特急「白鳥」に充当された場合は、旧トレインマークが掲出されていた。（撮影：デューク）
４８５系３０００番台で運転されていた頃の特急「つがる」。
.jpg)
間合い運用で設定されていた７８９系による特急「つがる」。
現在の運転区間としては、特急「つがる」の前身である４８５系特急「かもしか」。
青森駅に到着したＥＦ８１形牽引の寝台特急「あけぼの」。
５８３系特急「はくつる」リバイバル列車。
HB-E300系気動車による観光列車「リゾートあすなろ」。２０１０（平成２２）年１２月４日の東北新幹線 新青森開業に伴い登場した列車で、２０２３（令和５）年８月２３日まで青森地区で運転された。
奥羽本線の７０１系と、キハ４０系快速「リゾートしらかみ」
.jpg)
奥羽本線の７０１系と、４８５系特急「いなほ」。大半は新潟〜酒田・秋田行の特急「いなほ」だが、１日１往復のみ、新潟から青森へロングラン運用をこなしていた。しかし、２０１０（平成２２）年１２月の東北新幹線新青森開業により、この姿も見られなくなった。
跨線橋上より。3番線に停車するのは客扱いを終えて引き上げ準備中の特急「いなほ７号」。（撮影：Ｇ列車）
札幌へ向かう夜行急行「はなます」
メモリアルシップ八甲田丸。かつての青函連絡船八甲田丸で、現在は記念館として使用中。
.jpg)
メモリアルシップ八甲田丸の向かいで、かつて休憩所として設置されていたキハ２７形３両。現存しない。
