稚内駅(JR北海道)
▼開業年月日
1928(昭和3)年12月25日▼所在地
北海道稚内市中央3丁目▼駅構造
地上駅▼主な利用可能路線
宗谷本線▼メモ
開業当初は稚内港駅と名乗っており、樺太への連絡船へとつながっている駅。1939(昭和14)年から稚内と改称して現在に至っている。日本最北端の駅であり、これより北には線路は続いてない、まさに終着駅。駅から出てフェリーのりばへ向かうと、日本最北端の標識を見ることが出来る。かつては島式ホーム1面2線を持っていたが、2010(平成22)年1月30日に2番線が廃止。現在は1面1線と寂しい雰囲気に。その一方、2012(平成24)年4月29日に新駅舎と、マルチシネマコンプレックス「T・ジョイ稚内」などが入居する再開発ビル(キタカラ)が全面開業。さらに道の駅や宗谷バス駅前ターミナルも併設され、稚内市の交通・商業の一大集積地へと大幅な変貌を遂げた。
(上写真撮影:リン/解説:デューク、裏辺金好)
▼駅の様子
改札口の様子 (撮影:リン)
「最北端の線路」看板とホームの様子。以前は1面2線で側線も有していたが、現在は1面1線となっている。(撮影:リン)
▼駅とその周辺の様子(旧駅舎時代)
稚内駅の旧駅舎(撮影:デューク)
旧駅舎時代のホーム全景。形態的には島式ホームがひとつ。ホーム長は6両編成が収まる程度。がんばって7両が限界。駅舎へは線路を跨ぐ格好になる。(撮影:ひょん君)
「最北端の線路」看板。(撮影:ひょん君)
稚内駅に停車中のキハ183系特急「利尻」。(撮影:ひょん君)
稚内駅に停車中のキハ54形。(撮影:ひょん君)
稚内駅の改札口。一日数えるほどしか列車は来ないが、有人駅のため、改札もきちんとされるが、左側の改札は使われるが、結局右側が使われるところは見なかった。あと、改札の上のところに次の列車の案内板がある。白糠駅とかでも同じ設備があった。結構これが気に入っている。北海道の特徴なのか?
(撮影:デューク)
日本最北端の駅の標柱。南の西大山がゆいレールの開通で「本土」最南端に後退したのに比べて、おそらく稚内が最北端から後退することはないだろうなぁ。列車が到着すると誰かしら撮影している。
(撮影:デューク)
稚内駅駅前の様子。まずは・・・道が広い。片側2車線。しばらく観察していたが、どう考えても過剰設備と思えるほど、車は走っていない。駅前は札幌や旭川などを別にして、北海道の都市としては珍しく、駅前にホテル等が立ち並んでいるせいか、都会っぽい。
(撮影:デューク)