札幌駅(JR北海道)
▼メモ
北海道の中心、札幌市の玄関口。1978(昭和53)年より高架化工事が進められ、1990(平成2)年にホームの高架化工事が完了。引き続き2003(平成15)年に南口にJRタワーが完成したことによって、ようやく一連の工事が完了し、巨大な駅舎となった。JRタワー(上写真)は大丸札幌店、札幌ステラプレイス/センター(商業施設)、札幌シネマフロンティア、JRタワーホテル日航札幌、オフィスなどを擁し、これによって大通地区やすすきの地区に匹敵する商業地域を形成している。
さて、ホームは5面10線で、さらにホームのない副本線(11番線)がある。路線・方面別に明確に分けられているわけではないため、乗車の際には注意が必要。また、道内を走る特急列車の全てが札幌駅を起終点とし、かつては寝台特急「カシオペア」「北斗星」「トワイライトエクスプレス」も発着していた。
(写真・解説:裏辺金好 ※特記を除く)
▼開業年月日
1880(明治13)年11月28日▼所在地
北海道札幌市北区北6条西3丁目▼駅構造
高架駅▼主な利用可能路線
函館本線(札沼線、千歳線直通含む)、地下鉄南北線、東豊線(さっぽろ駅)▼駅の様子
南口駅舎を別角度より
南口に先行して整備が完了している北口駅舎
JRタワーと直結する札幌エスタ。札幌駅前バスターミナル・ビックカメラ札幌店・札幌らーめん共和国が入居。ちなみに今ではJRタワースクエアの一画として案内されている。前身は「札幌そごう」。
北海道開拓の村の正門は、1908年に建造された札幌停車場3代目駅舎を模している。
東京都の上野駅と札幌駅を結ぶ寝台特急「北斗星」。
札幌と旭川を結ぶ特急「スーパーカムイ」(789系)と札沼線(学園都市線)の普通列車(キハ40系など)。長らくディーゼルカーの運転だった学園都市線は、2012(平成24)年10月改正で全列車が電車化される。
札幌と函館を結ぶ特急「スーパー北斗」。写真はキハ281系。
動物達のイラストが賑やかなキハ183系特急「旭山動物園号」。
札幌と網走を結ぶキハ183系特急「オホーツク」。
今では見られない北海道初の特急電車781系。
札幌と釧路を結ぶ特急「スーパーおおぞら」。写真は臨時で代走したキハ261系。
今では見られないキハ183系による特急「とかち」。札幌〜帯広間の特急である。
札幌と稚内を結ぶ特急「スーパー宗谷」(キハ261系)*写真は回送
函館本線の普通列車(711系)
千歳線直通の快速「エアポート」(721系)と函館本線の普通列車(731系)
函館本線の普通列車(733系)
高架化前の札幌駅の様子。キハ183系特急「おおぞら」「北斗」が並ぶ。(撮影:KAIJI様 以下全て *禁転載)
キハ80系による特急「オホーツク」。
小樽経由で函館と旭川を結んでいた特急「北海」(キハ183系)
函館と網走を結んでいた特急「おおとり」(キハ183系)
「スーパーカムイ」の前身の1つ、特急「ホワイトアロー」(781系)
キハ56系ジョイフルトレイン「アルファコンチネンタルエクスプレス」が停車中。
1986年の富内線(鵡川〜日高町)廃線を惜別したキハ40系による臨時快速。