天竜川駅(JR東海)
  J.R. Tenryugawa Station
▼開業年月日
1898(明治31)年7月10日

▼所在地
静岡県浜松市東区天龍川町

▼駅構造
橋上駅

▼主な利用可能路線
東海道本線
▼メモ
 ちょうど天竜川の河口の近くに設置された駅。近くとは言うものの、駅から天竜川の川沿いに出るまではかなりの距離で、電車でも天竜川を渡ったあと、結構走らないと駅に着きません。また、駅舎は平屋建てのこじんまりとした感じで、いかにもローカル線の駅という感じ。東海道本線の駅とはいえ、閑散区間とも言える区間であるため、やむをえないところか。
 それでも少し前まではローカル線の駅といった印象が強かったものの、最近では浜松市中心部に対するベッドタウン化が進んでいるようで、駅の周辺にも高いマンションなどがちらほら見えるようになってきている。駅の雰囲気と合ってないあたりがなかなか面白い。
(撮影&解説:デューク)

▼駅とその周辺の様子

 天竜川駅の構内は2面4線の島式ホームふたつというある意味破格の設備である。ただし、外側の線路はあまり使用されていないようで、実質的には対向式ホームといったところか。
 ホームの幅もたいして広くないのでもともと外側は相当イレギュラーなケースでしか使用されないのかもしれない。下りホームの向こう側には引込み線が何線かひいてある。貨物列車用の引込み線か??

 天竜川駅の改札口。
 改札口は自動改札であった。ただ、改札機の設置には多少四苦八苦したような感じを受ける。なぜか列車案内用の表示機の向きとあっていない。改札の外からだと表示機に表示されている文字等は見にくいなぁ。

 天竜川駅前の様子。
 駅舎がローカルな感じであれば、駅前も十分にローカルな印象だ。ただし、向こうには高いマンションが見えていて、駅前のローカルぶりとの違和感が面白い。
 駅前に空き地があるというのもなかなか興味深いが、駅前通りと思われる通りにもヤマザキデイリーストアくらいしかめぼしい商店がないのもなかなかいい感じだ。