豊橋駅(JR東海・名古屋鉄道)/新豊橋駅(豊橋鉄道)
  J.R. / Nagoya Railway Toyohashi Tenryu Station and Toyohashi Railway Shin Toyohashi Station
▼開業年月日
1888(明治21)年9月11日(JR)
1927(昭和2)年10月1日(豊橋鉄道)

▼所在地
愛知県豊橋市花田町西宿

▼駅構造
地上駅(橋上駅) *JR、名鉄
地上駅 *豊橋鉄道

▼主な利用可能路線
東海道新幹線
東海道本線、飯田線
名古屋鉄道名古屋本線
豊橋鉄道渥美線、東田本線
▼メモ
 東海道新幹線をはじめ、名鉄、豊橋鉄道(路面電車含む)が乗り入れる、愛知県でも有数の規模を持つ駅。東海道新幹線は2面3線、在来線は5面8線のホームを持ち、うち3番線を名古屋鉄道が使用するという珍しい形態。これはかつて、愛知電気鉄道(名鉄の前身)が豊橋〜平井信号場までの4kmを、豊川鉄道(JR飯田線の前身)と並行に単線を建設し、互いの単線を共用していた名残である。

 豊橋鉄道は路面電車である東田本線が、駅前駅として1925(大正14)年7月14日に開業。豊橋駅とは多少離れていた状態が続いていたが、ついに1998(平成10)年2月19日に路線を延伸。豊橋駅と直結したことは記憶に新しい。

 また同じ豊橋鉄道でも1927(昭和2)年に開業した、郊外線である渥美線は、豊橋駅に隣接する形で別に駅舎を持つ。従来は地味な印象であったが、2008(平成20)年6月5日に移設の上で新駅舎がオープン。1面1線だったホームは1面2線となり、列車の発着も大幅に改善された。
(撮影&解説:裏辺金好)

▼駅とその周辺の様子

東海道本線の普通列車(211系)。

飯田線の普通列車(119系)と、特急「伊那路」(373系)。

1線しかないため、名鉄の車両は到着後直ぐに折り返していく。

新装なった豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅。

従来の豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅。(撮影:デューク)

豊橋鉄道東田本線の「駅前」駅(電停)。

西へ歩いて5分程度の「こども未来館」。

ここには豊橋鉄道の3702号が保存されている。