三島駅(JR東海・伊豆箱根鉄道)
▼開業年月日
1934(昭和9)年12月1日▼所在地
静岡県三島市一番町▼駅構造
地上駅(東海道本線、駿豆線)、高架駅(東海道新幹線)▼主な利用可能路線
JR東海道新幹線、東海道本線伊豆箱根鉄道 駿豆線
●解説
現在の三島駅は、名前としては2代目の駅。初代の三島駅は、かつての東海道本線、すなわち現在の御殿場線の下土狩駅(駿東郡長泉町)であり、1898(明治31)年から1934(昭和9)年まで名称が使用された。そして1934(昭和9)年に、丹那トンネル開削による熱海を経由し、沼津に至る東海道本線(新線)が誕生したことにより、三島市内に現在の三島駅が誕生。同時に、下土狩駅に乗り入れていた駿豆鉄道(のち伊豆箱根鉄道)も、新たな三島駅に接続起点を変更し、名実共に三島市の中心駅として整備された。
南口の駅舎はこのときに建設された、富士山と三嶋大社の社をイメージした駅舎が長らく使用されてきたが、2013(平成25)年に新駅舎(上写真)に建て替えられた。
東海道新幹線が開業した際には新幹線駅は設置されなかったが、開業5年目の1969(昭和44)年に初の新幹線新駅として駅が設置されている。
ホームは東海道本線が島式ホーム2面4線、東海道新幹線が島式ホーム1面2線、伊豆箱根鉄道駿豆線が頭端式ホーム2面3線を有している。なお、東海道本線と駿豆線は東海道本線の1番線から途中で分岐した上で、接続しており、特急「踊り子」が直通運転を行っているほか、伊豆箱根鉄道大雄山線の車両が検査等で大場工場へ入場する際に使用している。
(撮影&解説:裏辺金好)
●風景
改築前の南口の旧駅舎。
伊豆箱根鉄道駿豆線の駅舎。
こちらは改修前の伊豆箱根鉄道駿豆線の駅舎。
新幹線側の北口駅舎
新幹線ホームに停車中のN700系新幹線「こだま」。
三島駅に入線する300系新幹線「こだま」。
駿豆線から東海道本線に入線する185系特急「踊り子」。
今は無き東海道本線の115系と373系特急「東海」。
313系と211系による普通列車。
伊豆箱根鉄道の3000系HAPPY PARTY TRAIN。
伊豆箱根鉄道の7000系Over the Rainbow号。
伊豆箱根鉄道の1100系。