官設鉄道の江尻駅として開業したもので、1934(昭和9)年に清水駅に改名。かつての清水市、現在の静岡市清水区の中心駅であり、1916(大正15)年から1984(昭和59)年までは清水港線が発着(元々は貨物営業で、旅客営業は1944年から廃止まで)。さらに、1975(昭和50)年までは静岡鉄道清水市内線も発着していた。
現在の駅舎は2003(平成15)年に改築されたもの。前年に貨物取扱が廃止となり、幾分寂しい雰囲気にはなっているが、新たな街の顔が誕生した。願わくば、徒歩で10分かかる静岡鉄道の新清水駅と接続できないものだろうか。
(撮影&解説:裏辺金好)
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