興津駅(JR東海)
  J.R. Okitsu Station
▼開業年月日

1889(明治22)年2月1日

▼所在地
静岡県静岡市清水区興津中町

▼駅構造
地上駅

▼主な利用可能路線
東海道本線
▼メモ
 かつての東海道「興津宿」に設けられた駅で、大正から昭和戦前にかけての元老、西園寺公望の別荘である「坐漁荘」への最寄り駅として、戦前は多くの政府関係者、財界の大物が降り立った。復元された「坐漁荘」のほか、今川家人質時代に徳川家康が勉学に励んだ部屋が残る清見寺は必見。
(撮影&解説:裏辺金好)

▼駅とその周辺の様子

興津宿公園。

興津駅から西側の線路沿いは撮影がしやすいのでお勧め。

清見寺の総門と本堂の間を東海道本線が横切っている。ご覧のとおり、寺全域が古建築で一度は見ておきたい場所。

復元された西園寺公望(さいおんじきんもち)の別荘「坐漁荘」。昭和初期の政治の舞台として重要な場所。
ちなみに本物の建物は愛知県犬山市の「明治村」に移築されている。