広島駅(JR西日本)



▼メモ

 中国地方の中心、広島市の中心駅で、新幹線は2面4線、在来線は4面8線のホームを持つ。また、駅前からは広島電鉄の路面電車が発着している。
 南口の駅ビルは1965(昭和40)年に完成したもので、1999(平成11)年に「ASSE」としてリニューアルされた。また、2009(平成21)年、貨物ヤード跡地に広島市民球場に代わる新たな野球場である「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」がオープン。その玄関口としても利用されている。
 2017(平成29)年10月29日には自由通路と橋上駅舎が全面開業。これに合わせて、ホームのリニューアルのほか、商業施設が大幅に拡充。今後は南口駅ビルの改築と広島電鉄の高架乗り入れが計画中。さらに、北口と南口双方で大規模な再開発工事が進行しており、広島駅とその周辺の風景は日々その姿を変えている。
(写真&解説:裏辺金好 ※特記を除く)

▼開業年月日

1921(大正10)年9月1日

▼所在地

広島県広島市南区

▼駅構造

地上駅(在来線)、高架駅(新幹線)

▼主な利用可能路線

山陽新幹線、山陽本線、可部線、呉線、芸備線、広島電鉄市内線・宮島線

▼新幹線口と新幹線の風景


屋上に駐車場が設けられている新幹線口。近年になり自由通路の整備やペデストリアンデッキ、駅前広場の改修が行われている。 (2018年3月29日撮影)

改修前の新幹線口。

2017年10月29日に全面開業した広島駅自由通路

広島駅中央口


商業施設も整備された新跨線橋



ちなみに、駅の南北では再開発ラッシュ。

巨大なタワーマンションや商業施設などが次々とオープンしており、数年前には考えられない光景に。

▼新跨線橋と新たな駅名標の様子


2014年11月2日からの跨線橋 (以下、解説&撮影:リン)

 1番線の階段と2・3番線の階段の間には発車案内があります。来春より本格導入される路線記号(ラインカラー)が既に採用されています。

 各ホームへの階段脇も分かりやすく整理。2・3番線の場合は芸備線以外全ての列車が発着することからこんな表示になっています。

3・4番線の真上にあたる場所。写真は自由通路ができる前の状態で、現在は既にご紹介のとおり、写真右手に中央口が設けられています。撮影時は、新幹線口改札横にあったマツダの新車展示コーナーが移動してきています。


 改札予定地の反対側に、コンビニ・立ち食いうどん・ミスド・パン屋が入居。コンビニと立ち食いうどんは1番線からの移動、ミスドとパン屋は新しく入居しています。
 ミスドは座席も用意され、待ち合わせ場所などで重宝しそうですね。

新幹線乗り換え口。ICOCA対応コインロッカーが新設されました。

2番線は可部線の他に山陽本線岩国方面の列車も発着しますが、主となるのは可部線の列車なので青。

3番線は呉線の列車が基本ですが、一部は可部線直通の列車も発着するので双方に矢印が入る黄色。

4番線は可部線の列車を基本としますが、朝夕は呉線直通もあるので3番線と同様に双方の矢印が入る青。

5番線は山陽本線白市方面なので、緑。

7番線は大半の列車が呉線直通なので、黄色。さらに、横川の表記を省略したものになっています。

9番線は芸備線専用なので、紫。隣駅も矢賀です。

▼旧跨線橋


2014年11月1日まで使われた跨線橋

2014年11月1日までASSE改札口

▼広島駅を発車する列車たち



0系「こだま」。どちらもJR西日本独自の塗装に変更されています。

100系による「こだま」

700系による「ひかりレールスター」

583系寝台特急「金星」 (撮影:ひょん君/1979年8月)

EF65形牽引の寝台特急「富士」 (撮影:ひょん君/1979年8月)

EF58形牽引の寝台特急「金星52号」 (撮影:ひょん君/1979年8月)

103系、105系、115系が勢ぞろい。単色化が始まるまではカラフルな光景でした。(以下、撮影:裏辺金好)

2003年8月に運転されたキハ181系快速「関門・MUSASHI号」

湘南色の113系。

広島地区の115系と言えば、この瀬戸内色。


115系リニューアル色と113系リニューアル色。


2012年からデザインを変えながら運転されている115系によるカープ電車。

現在の主力車両である227系。

呉線の103系。単色化されたために、総武線に近い雰囲気に?

呉線の観光列車「瀬戸内マリンビュー」。キハ40系を改造して誕生しました。

可部線の105系。

芸備線のキハ40系。

芸備線の急行として活躍したキハ58系。列車は複数存在しましたが、末期は「みよし」に統一されていました。

▼広島電鉄の風景


広島電鉄が誇るLRV、5000形グリーンムーバーと5100形グリーンムーバーマックス。

広島電鉄3000形。西日本鉄道からやって来た連接車で、今も活躍を続けています。

最新車両である1000形グリーンムーバーレックス。

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