徳山駅(JR西日本)


▼メモ

 現在は周南市、合併前は徳山市の中心駅である徳山駅。現在の橋上駅舎(在来線)は2014(平成26)年9月6日に改築されたもので、あわせて南北自由通路も供用開始された。さらに、2018(平成30)年2月3日に周南市によって駅舎跡地に「周南市徳山駅前賑わい交流施設」(上写真)が完成。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者とする周南市立徳山駅前図書館(案内サイン上は周南市立駅前図書館)を核施設とし、図書館の一部にスターバックスおよび蔦屋書店が出店している。

 先代の在来線側の駅舎は国鉄時代、1969(昭和44)年に、いわゆる民衆駅、ステーションビルとして商業施設が華々しく開業したが、平成に入ると中心市街地の衰退もあって休憩スペースやギャラリーとして使用される程度であった。

 ホームは在来線が単式ホーム1面、島式ホーム2面の2面3線で、1番線と2番線の間に上り貨物待避線が入る。橋上駅舎化前は5番乗り場も存在したが、現在は貨物列車の待避線。新幹線は相対式ホーム2面2線で、内側に上下通過線2線を挟んでいる。
 (解説&撮影:裏辺金好 ※特記を除く)

▼開業年月日

1897(明治30)年9月25日

▼所在地

山口県周南市

▼駅構造

地上駅(在来線)、高架駅(新幹線)

▼主な利用可能路線

山陽新幹線、山陽本線、岩徳線

▼駅の様子


内藤廣建築設計事務所が基本及び実施設計を担当。





在来線の改札口

南口駅舎(新幹線口)

2018年に新幹線口構内に設置された0系オブジェ。鉄道車両や半導体製造装置の部品製造を手掛ける、株式会社 山下工業所(下松市東海岸通り1)が寄贈したもの。数多くの鉄道車両を手掛ける、日立製作所が立地する下松市であるだけに、排障器(スカート)部分には「Spirit of Kudamatsu」の文字が。

北口の東側には中心市街地が広がる。

新幹線改札口周辺
一新された跨線橋(撮影:氷川雨水)


駅ホームへのバリアフリー化も完了した。


案内表記類は大阪駅でも採用された新デザイン。JR東日本的な・・・。 (撮影:氷川雨水)

新幹線ホーム




▼旧駅舎時代


東口旧駅舎
新幹線改札口
1番線ホームと在来線改札口周辺。

山陽本線の115系。
阪和色+湘南色の113系が山陽本線で運用されたことも。
2000年8月に運転された485系特急「はと」。山陽本線全盛期が再現された。
岩徳線のキハ40形
100系「こだま」をN700系「のぞみ」が追い抜いていく。
700系「ひかりレールスター」が徳山駅を通過。

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