金沢駅(JR西日本)/北鉄金沢駅(北陸鉄道)
▼メモ
北陸随一の大都市、金沢市の玄関口。上写真は金沢城や兼六園などへの玄関口である東口で、2005(平成17)年に巨大な総ガラス製ドーム「もてなしドーム」と木製の「鼓門」が完成している。また、バスターミナルとタクシー乗り場を上写真の左右に分離配置しているのが特徴である。JRは北陸本線の単独駅であるが、津端駅から七尾線の列車が全て直通してくるため、実質的に2路線の利用が可能。また、大阪方面の特急「サンダーバード」、米原・名古屋方面の特急「しらさぎ」、越後湯沢方面の特急「はくたか」や新潟方面の特急「北越」などの多くの特急が当駅を始終点としている。
ホームは島式ホーム3面7線で、このうち七尾線の列車がメインで使用する4番乗り場は、3番・5番乗り場のあるホームの富山方の端を切り欠いたものである。なお、1990(平成2)年から琴の音色の発車メロディが使用されているのが特徴。
2015(平成27)年3月14日には、北陸新幹線(長野〜金沢)開業により、新幹線用ホームが供用開始。また、金沢〜倶利伽羅間の在来線が、第三セクターのIRいしかわ鉄道に経営分離された。
一方、東口地下から発着するのが北陸鉄道浅野川線。頭端式ホーム1面2線を有しており、2001(平成13)年3月28日に地下化されて現在に至る。
ちなみに元々は浅野川電気鉄道の金沢駅前駅として開業し、北陸鉄道との合併を経て、1949(昭和24)年8月1日に現駅名となった。
(撮影:裏辺金好 ※特記を除く)
▼開業年月日
1898(明治31)年4月1日(JR)1926(大正15)年5月18日(北陸鉄道)
2015(平成27)年3月14日(IR)
▼所在地
石川県金沢市木ノ新保町1-1 (JR、IR)石川県金沢市堀川新町1-11(北陸鉄道)
▼駅構造
高架駅(JR、IR),地下駅(北陸鉄道)▼主な利用可能路線
JR北陸本線、IRいしかわ鉄道線(JR七尾線直通含む)、北陸鉄道浅野川線▼駅の様子
西口駅舎
金沢百番街くつろぎ館、金沢メディカルステーションヴィーク、ヴィアイン金沢が入居する8階建ての駅舎。
駅ビル建築前の西口駅舎(2002年8月2日撮影)
北鉄金沢駅
北陸鉄道浅野川線は京王井の頭線で活躍した3000系を改造した8000系が活躍。
IRいしかわ鉄道の521系。
七尾線の観光特急「花嫁のれん」
475系急行「ゆのくに」(リバイバル運転)と485系特急「北越」
七尾線の415系。このホームの上には屋根が架けられていない。
今や北陸本線の主力となった521系。(撮影:リン)
かつての主力車両455系(475系)は急行電車を転用したもの。(撮影:リン)
新潟行きの485系特急「北越」(撮影:リン)
今では見られない419系。食パン電車として親しまれた。(撮影:リン)
489系急行「能登」とEF81形牽引の寝台特急「北陸」。
金沢と首都圏を結ぶ夜行列車として長らく活躍した。(撮影:リン)
末期は新潟車両センターの485系で運転された急行「能登」。(撮影:リン)
普通列車として活躍する413系。(撮影:リン)
489系で代走された特急「はくたか」
北越急行683系による特急「はくたか」
485系特急「雷鳥」
485系特急「雷鳥」と681系特急「サンダーバード」
2006(平成18)年まで活躍した12系ジョイフルトレイン「わくわく団らん」