富山駅(JR西日本・あいの風とやま鉄道・富山地鉄・富山ライトレール)
新・富山駅と電鉄富山駅。路面電車も新幹線・在来線と直結するようになった。
(撮影:裏辺金好)
▼メモ
富山市の中心駅で、北陸新幹線をはじめ、JR高山本線、あいの風とやま鉄道(旧・JR北陸本線)、富山地方鉄道(電鉄富山駅、軌道線の駅として電鉄富山駅・エスタ前停留場、富山駅停留場)、富山ライトレール(富山北駅/旧・JR富山港線)の交通結節点。2015(平成27)年3月14日の北陸新幹線開業で富山駅は大きな変貌を遂げたが、引き続き在来線のほか、富山地方鉄道の電鉄富山駅を含む1.0kmの高架化工事が順次進められる予定であり、近辺の環境は激変することになる。
なお、町の中心部は富山駅南口側に広がっているが、近年は北口周辺も再開発が進み、富山市の新たな顔となっている。
(特記を除き写真&解説:裏辺金好)
▼開業年月日
1899(明治32)年3月20日 (JR)1931(昭和6)年10月3日(地鉄)
2006(平成18)年4月29日(ライトレール)
2015(平成27)年3月14日(あい鉄)
▼所在地
富山県富山市明輪町1-227 (JR・あい鉄)富山県富山市桜町一丁目1-1(地鉄)
富山県富山市牛島町24-3 (ライトレール)
▼駅構造
高架駅(北陸新幹線・高山本線・あい鉄の一部)、地上駅▼主な利用可能路線
JR:北陸新幹線、高山本線あいの風とやま鉄道線
地鉄:本線(不二越線・上滝線直通含む)、富山市内軌道線
富山ライトレール:富山港線
○駅舎図鑑(北陸新幹線開業後)
新幹線改札
新幹線改札内の様子
今後の高架化工事を見込み、暫定的な施設でオープンした在来線改札口。高山本線がJR西日本の運営のまま残るため、あい鉄のロゴに加えてJRマークも。
路面電車乗り場。
北陸新幹線ホーム。
北陸新幹線ホームに停車中の新幹線「つるぎ」。
引き続き在来線下り線の高架化工事が進められている富山駅。
あいの風とやま鉄道線・高山本線の高架ホーム。下り線の高架化工事が進められるが完成するまでは富山で折り返し運転ができず、下りは富山車両センターまで、上りは呉羽まで回送を余儀なくされている。また、現在あいの風とやま鉄道線上りと、高山本線の高架に登る線路が単線で共有になっているため、ダイヤが窮屈になっている。(写真&解説:CH)
高架ホームに入線する、あいの風とやま鉄道521系。 (写真:CH)
高架ホームへの泊方配線。 (写真:CH)
あいの風とやま鉄道の駅名標と発車案内(写真:CH)
あいの風とやま鉄道地上ホーム。521系の大半は、まずはJR時代とほぼ変わらぬ姿で運用を開始。
富山駅に入線するIRいしかわ鉄道の521系。
富山地方鉄道の電鉄富山駅。
新たに整備された富山駅停留場。在来線の高架化工事完了後、富山ライトレールも乗り入れてくることに。
富山駅停留場を発車するデ7000形。
富山駅停留場に入線するT100形。
○駅舎図鑑(北陸新幹線開業前)
富山駅南口旧駅舎
富山駅南口仮駅舎
富山駅を発車する北越急行の683系特急「はくたか」と、停車中のJR東海キハ85系特急「ひだ」。
高山本線のキハ120形と485系特急「北越」。(撮影:ネオン)
国鉄色による485系特急「北越」
485系3000番台による特急「北越」と419系
2種類のカラーが並ぶ475系
高山本線のキハ58系
特急「ひだ」で運用されるキハ85系(回送)と489系急行「能登」
683系特急「しらさぎ」
富山港線ホームに停車中の475系
電鉄富山駅に停車中の10030形。もと京阪3000系。
電鉄富山駅に停車中の17480形。東急8590系が大井町線時代のカラーのまま運用を開始。
(撮影:ネオン)
富山地鉄の路面電車デ7000形。(撮影:ネオン)
近年の軌道線はLRV投入に伴い、様々な車両が運用されている。写真は2014年3月から約2か月間見られた、カターレ富山ラッピングのT100形(T101編成)。
(撮影:ネオン)
富山駅北に停車中の富山ライトレール。開業時以来の光景だが、富山駅高架化工事完了後は、いよいよ富山地鉄の軌道線と直結することに。
富山ライトレール建設時代の富山駅北口