黒部ダム駅(関西電力) ・ 黒部湖駅(立山黒部貫光)
  Kansai Electric Power Kurobe-Dam Station & Tateyama Kurobe Kanko Kurobeko Station
▼メモ
 関電トンネルトロリーバスと立山黒部貫光鋼索線の乗換駅だが、乗換には黒部ダムのダムサイトを約15分歩く必要がある。

 関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅は関電トンネルの終端部に完全地下式で建設されている。駅からは直接ダムサイトにつながる通路の他、ダム展望台への通路、更に登山道「日電歩道」へつながる登山者用通路で外に出ることが可能である。

 構内は、トロリーバスの折り返しのためループ状となっており、その途中で関西電力専用の黒部トンネルが分岐し、欅平方面につながっている(一般人は通常立入不可)。

 黒部ケーブルカーの黒部湖駅も完全地下式で、櫛形ホームで乗降は分離されている。ダムサイトへ出る通路の他、黒部湖遊覧船のりばへの通路も分岐している。
  (写真・解説:U-lineのA) ※写真は2011年撮影。
▼開業年月日
1964年(昭和39年)8月1日(黒部ダム駅)
1969年(昭和44年)7月20日(黒部湖駅)

▼所在地
富山県中新川郡立山町

▼駅構造
地下駅

▼主な利用可能路線
・黒部ダム駅
関西電力 関電トンネルトロリーバス
・黒部湖駅
立山黒部貫光 鋼索線(黒部ケーブルカー)        

▼駅の様子
黒部湖駅ホーム。なお黒部ケーブルカーは日本唯一の全線地下式ケーブルカーである。

 黒部ダム駅コンコース。壁には信州産カラマツが使われている。

 黒部ダム駅直結の展望台より。壮観である。

 ダムサイト上より。黒部川が作り上げた渓谷も堪能できる。なお、ダムサイトの高さは186mで日本一高い。

 晴れていればこんなことも。

 黒部ダム駅側ダムサイト横にある銅像「尊きみはしらに捧ぐ」。殉職者慰霊の献花台も設置されている。