十和田観光電鉄(三沢〜十和田市)
運転末期の主力車両、7700系。
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
▼データ
路線距離:14.7km電化:全線(直流1500V)
軌間:1067mm
複線区間:なし
備考:1922(大正11)年9月に十和田鉄道(とわだてつどう)として、古間木(現・三沢)〜三本木間が軌間762mmで開業。1933(昭和8)年9月に三本木(現・十和田市)まで延伸し、全線が開業した。そして1951(昭和26)年6月に軌間1067mmへの改軌と電化を実施。同年12月に十和田観光電鉄と改めた。
乗客の減少に伴い2012(平成24)年4月1日付で全線が廃止。車両基地があった七百駅では、七百レールファンクラブが「七百鉄道記念館」として車庫内で車両を保存し、時折一般公開が行われている。
▼鉄道風景
十和田観光電鉄の三沢駅。 ・・・なんだか、戦後間もない頃にタイムスリップしたような感じです。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
内部はこんな感じ。左手にある「そば・うどん屋さん」が名物。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
三沢駅に停車中の7700系。
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
三沢駅付近、7700系が本線上でパンタグラフの修理作業中でした。運転本数が少ないからこそ見られる光景・・・。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
車庫のある七百(しちひゃく)駅。十和田観光電鉄の電気機関車、ED40-2
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
動態保存されている旧型車両。幸い廃線後も静態で保存されています。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
車庫内の様子
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
7200形。2両編成のように見えますが、単行運転できるように片側は先頭車改造されています。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
もと東急3000系の生き残りであるモハ3600形。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
「かぶと虫電車」として公開。多数のかぶと虫を展示していました。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
廃線後の七百駅。プラットホーム上の駅名板が外され架線や信号機が撤去されているなど相応に片付けられていましたが、線路はそのまま残されています。
(撮影日:2015年6月11日/撮影者:裏辺金好)
柳沢駅。1面1線、簡易待合室設置のささやかな構造です。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
大曲駅。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
大曲駅周辺は田園地帯です。
(撮影日:2010年8月21日/撮影者:裏辺金好)
終着駅である十和田市駅。
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
駅は商業施設と一体的に設置(移設)されたんですね。何故か車両はあっという間に引き上げて替りの車両がやってきました。
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
十和田市駅のホーム。
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
ここで線路は途切れていましたが・・・
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
「いかにも!」って感じの踏切跡 この先も線路跡がくっきりと確認出来ました
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)
駅と商業施設の連絡橋からみるとこんな感じ。元々の駅などはこの時点の位置より奥にあったんですね。
(撮影日:2006年9月7日/撮影:ひょん君)