クモハ42001、引退イベントを実施@雀田
2003(平成15)年3月14日、JR西日本で活躍を続けてきたクモハ42001が引退しました。この車両は、1933(昭和8)年に製造された電車で、当初は近畿地方で通勤輸送に活躍。終戦後、昭和25年からは関東に活躍の場を移し、1957(昭和32)年に一転して山口県の宇部線・小野田線へと活躍の場をうつします。以来、ずっと小野田線(の中の支線である本山線が活動の中心)で活躍してきました。
しかし、近年同世代の旧型電車が全国で引退する中、クモハ42001も例外ではなく、ついに引退となりました。2020(令和2)年7月現在でも解体されていませんが、動くことはありません。
(写真&解説:裏辺金好)