2014(平成26)年2月23日、JR九州の長崎車両センターが一般公開されました。これは、長崎駅周辺連続立体交差事業にともない、佐世保線早岐駅構内への移転を行う前の最後の公開として企画されたもので、485系国鉄色、DD51形国鉄色(JR貨物保有)、キハ66系国鉄色の並びやヘッドマーク・トレインマークの交換等、様々な企画が行われました。
(撮影&解説:リン)
晴天下に並ぶ3種類の国鉄車両たち。
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485系。トレインマーク交換の様子は後半で。
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わざわざJR貨物からやってきたDD51形。かつては、ブルトレなどを牽引して長崎まで顔を出していた。ちなみに、回送時に掲出していた反射板を掛ける青い金具は、そのまま。
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今でも長崎県民の足として頑張るキハ66系。
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転車台には単行で動けるキハ220-208が使われました。
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SL時代から使われ続けた検修庫。趣深いこの建物も間もなく姿を消します。
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留置線として何本かは残ると思いますが、これだけの車両が並ぶのは来月までとなるようです。青い。
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では485系を時系列順に。K&Hやかもめは複数回登場したので、一番光線状態の良い分を。にちりん。私が会場に到着した午前11時の段階でこれでした。
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エアポートライナー。
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きりしま。
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かもめの幕が故障したようなもの。シートが元々こんな感じということで、実際にはあり得ない光景ですね。
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ひゅうが。この辺から向かって左側面に日が回り始めました。
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ホームライナー。電柱が…。
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さわやかライナー。割と近年まで運転されていたように思います。
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普通幕。
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きりしま&ひゅうが。
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かもめ。レプリカでも雰囲気満点です。
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オマケで、DD51形「さくら」を。
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ちなみに掲出されたヘッドマークの一覧ですが、以下の通りでした。順不同。
▼DD51
さくら/さくら・はやぶさ/はやぶさ/みずほ/あかつき/出雲/瀬戸/つるぎ/北陸/あけぼの/北斗星/はくつる/ゆうづる/カートレイン
▼キハ66系
出島/平和/九十九島/弓張/ちくご/平戸/シーサイドライナー/三川内陶器市号/納涼列車/夢なごし号/おおむら花しょうぶ祭号/他に用意され掲出されなかったものあり
▼485系(クハ481形)
かもめ/みどり/にちりん/かもめ(回転幕故障バージョン)/きりしま/ひゅうが/きりしま&ひゅうが(K&H)/さわやかライナー/ホームライナー/普通(AIRPORT
LINE)/試運転/エアポートライナー
にちりん〜試運転はもともと大分車として備えていた幕。その他はシートタイプのものを元々の幕との間に差し込む形で再現。