豊後森機関庫で9600形蒸気機関車の展示が開始

 2015(平成27)年6月10日に、旧豊後森機関庫(大分県玖珠町)に9600形蒸気機関車(29612号機)が到着。6月12日に設置作業が完了して公開が開始されました。
 この蒸気機関車は元々、福岡県志免町の中の坪公園(メインパーク)に保存され、老朽化により解体処分となるところを玖珠町への無償譲渡が実現したもので、1934(昭和9)年に完成した扇形機関庫にふさわしい光景が現れました。
(撮影:kajibooh)


29612号機は、ピカピカに修復されて展示。一方、扇形機関庫は近代化産業遺産、国登録有形文化財に指定されていますが、ガラスが割れているのが痛々しい・・・。今後は本格的な公園化を進めるとのことで、こちらの修復や別車両の展示にも期待したいところ。

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