特別なトワイライトエクスプレス山陰コース、運転
2015(平成27)年7月25日、8月1日、22日、29日、9月5日、19日に大阪駅から下関駅に向けて、特別なトワイライトエクスプレス山陰コースが運転されました(各々2日後に下関発で復路が運転)。このページでは9月5日の模様を御紹介します。(解説&撮影:リン)
まずは牽引機のDD51送り込みから。伯備線の根雨〜黒山にて、9時ちょうどにようやくやって来ました。緩いながらも上り勾配ということで、2両とも排煙を噴き上げています。
後追い。1179号機にはこの後の本運転に備えて早々とヘッドマークが装着されています。
それでは移動開始。と言ってもどこで停車するのかよく分かっていないため、とりあえず上石見駅のすぐ手前の場所で待機。生山かどこかで停車していたようで、20分ぐらい経ってようやく9時50分に来ました。先ほどの場所では曇っていましたが、ここでは正面がちながら日が当たってくれました。
山陽本線の東岡山駅へ。14時26分、瀬戸に向けてDD51重連回送が通過。流石に山陽本線内はかなりの高速で駆け抜けていきました。
入れ替わるように瀬戸までの牽引を担当したEF65 1128が単機で岡山に向けて通過。やっぱりクリアテールライトは違和感ありまくりですな。
そして「特別なトワイライトエクスプレス」が通過。晴れれば順光ということと障害物の少なさから駅撮りとしては恐らく最多の人数が集まったと思われる東岡山でしたが、残念ながら曇りのままでした。それでも編成最後尾までキッチリ入る場所なので選択する価値はありました。
後続の普通電車で岡山へ、さらに「サンライナー」で中庄で長時間停車をしている脇をすり抜け倉敷に戻ります。沿線撮影も考えましたが、岡山・倉敷の市街地を抜けることへのタイムロスを考慮したのも東岡山での撮影を選んだ理由でした。
ちなみに倉敷まで乗った「サンライナー」は先日下関から転属した元C102編成のE-07編成でした。クリアテールライトや窓周りの茶色、100番台なので客室窓も1段下降式となっているなどいろいろ違いがありますね。
さて、倉敷から直行したのは山陽道の高架下のポイント。清音古地地区のポイントや豪渓駅手前の通称「セリカ・カーブ」など有名撮影地がゴロゴロしているので、ここは大丈夫だろうということでのチョイスでしたが、思惑通り最終的に4人、かつ私だけがこの立ち位置で他の方はイン側という平和ぶりでした。
列車は、16時53分に通過。最後尾が入りきらない場所ですが、DD51形を強調できる構図なのでこれはこれで満足の出来。
最後に豪渓駅発車の場面を狙いましたが、前述の撮影地から移動した人でマトモな立ち位置は残っておらず、やむなく踏切からの撮影で片付けました。