札幌市電が環状線化&今冬の雪ミク電車登場
2015(平成27)年12月20日より、札幌市電にて札幌駅前通を経由して西4丁目停留所とすすきの停留所の間を結ぶ都心線が開業し、環状運転が開始されました。1973(昭和48)年にこの区間が廃止されて以来42年ぶりの路線復活となりました。この開業区間では「サイドリザベーション方式」と呼ばれる歩道に隣接する位置に軌道を敷設する方式が採られ、これにより乗降に際して車道を渡る必要がなくなりました。また、こちらはお馴染みとなった「雪ミク電車」も11月22日より運転されており、ループ化に伴って内回りの運用に就いています。
(撮影:リン)
すすきの停留所。これまでの終端型から大きく生まれ変わりました。画像奥には折返し線も用意されています。
歩道からすぐのところを走行していくのはなかなか新鮮な光景です。
西4丁目停留所のうち内回りは札幌駅前通に設置。外回りのホームは従来の場所にあり、それぞれ南1西4交差点の手前にある形となります。
西4丁目停留所外回り方面。
すすきの停留所横で外回り線は交差点を横切り道路中央へと渡ってきます。
雪ミク電車2016。なお、ループ化にあわせて全車とも正面左側にミラーが増設されています。
新規開業となった狸小路停留所。
西4丁目停留所横でも交差点を曲がっていく姿が見られます。
西4丁目停留所横でも交差点を曲がっていく姿が見られます。