京都丹後鉄道の塗装の話題
2015(平成27)年4月1日に北近畿タンゴ鉄道の輸送部門を引き継いで運転を開始した京都丹後鉄道ですが、これに少し先立つ2014年頃から第2期リニューアルとして各車に更新工事が施工されており、これが従来の更新車と塗装が若干異なっているほか、丹鉄移管直前に「コミューター車両」として登場したKTR706は車体のロゴなどが丹鉄仕様になっています。(写真:宮福線 公庄〜大江)
更新車について見た限りでは…
・貫通扉・乗降扉が車体と同色に塗装
・車体腰部の帯が貫通扉脇まで延長
・車体裾部に帯を追加(MF100・200形は白、KTR700・800形は青)
・貫通扉上のライト周りは屋根と同じグレー塗装
・車両番号の移設
・前面はスカートから貫通扉に切り抜き文字で表記
・側面は向かって左側乗降扉横に塗装で表記 といったところでしょうか。
車内の更新や各種機器の更新もなされているようです。 「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」「コミューター車両」「丹後ゆめ列車」と第1期リニューアル施工車はそのままです。
(撮影&解説:リン)
(写真:宮福線 公庄〜大江)
KTRから丹鉄ロゴに変更された「コミューター車両」。
(写真:宮豊線 宮滝口〜与謝野/撮影:リン)
参考:北近畿タンゴ鉄道時代の姿。
KTR700形リニューアル車。
(写真:宮豊線 宮滝口〜与謝野/撮影:リン)
参考:更新前の塗装 (※撮影:裏辺金好)