キハ58系「木次線開業90周年記念号」運転
10月7日、8日。宍道〜木次間が簸上鉄道として大正5年10月11日に開通し、今年で90周年を迎えるのを記念して、キハ58系国鉄色を使用し、かつての急行「ちどり」をイメージした「木次線開業90周年記念号」が運転されました。運転区間は木次駅〜備後落合間で、両日とも1往復が運転されました。(撮影&写真解説:リン)
ホーム入線前。この時はてっきり「ちどり」のヘッドマークが装着されているものと思っていました。
木次駅2番ホーム入線。手前がキハ58 596、奥がキハ28 2119。このうち、私の座席はキハ28の方でした。また、キハ58のテールランプ周りが若干黄色いのは「能登路」専用色時代のものだそうです。
サボはそれぞれ、「ちどり」現役時の配色に近いものでした。このうち、種別サボは復路の木次駅到着後に駅前にて1枚3000円で大量に売られていました。買いませんでしたが。
掲示板の方でも触れましたが、良くできていました。
往路で、出雲坂根駅の3段スイッチバックの3段目に入って少し走った辺り。カメラだけ外に出して撮影しました。「窓から顔や手を出さないでください」との注意書きが車内にあったのですが…。なお、手前のビデオカメラは私の向かいに座っていた人のものです。
おろち号を待たせて記念号が入線する形となりました。編成の長さが違うために先頭を合わせられなかったのは残念でした。なお、この時、写真の出雲坂根駅へは一般の人の入場が禁止されており、乗車しなかった人は駅のすぐ側の踏切や山肌からの撮影を行っておりました。
前日は雨だったそうですが、この日は非常に良い天気でした。
(写真:出雲坂根駅/おろち号出発後)
出雲三成駅にて。これがせめてキハ47であれば…と思ってしまいました。
同じく出雲三成駅にて。こちらも出雲坂根同様に一般人シャットアウトでした。ただ、この駅での停車時間が30分と非常に長く、その間に追っかけで撮影していた方々はしっかり次のポイントまで移動できたようです。
到着後20分ほどホームに留め置いてのささやかな撮影会が行われましたが、その際にリクエストにより「快速」表示になりました。その後すぐに「急行」表示に戻ってしまいましたが。
一旦駅南方まで行き、そこから折り返して車庫へ戻っていきました。
その後、サボやヘッドマークが外されました。