583系特急「つばめ」復活運転@品川・国府津
東海道新幹線が開業する前、東海道線の東京−大阪間を結んだ代表的な列車で、今は九州新幹線の愛称となっている特急「つばめ」が、10月2日に品川〜名古屋、3日に名古屋〜品川と1往復約7時間かけて運転されました。これは東海道新幹線開業40周年=同線の殆どの特急が廃止されてから40周年、ということで運転されたもの。もっとも、今回使用された583系は、「つばめ」としては、基本的には東海道新幹線開業後に名古屋・新大阪〜博多などで運転されていたもので、品川や静岡のあたりでは「つばめ」として走ったことがありません。そのため、ネット上では色々文句が飛び交っていたものの、まあ、宜しいじゃございませんか。
2日の品川駅では9時18分発車でしたが、9時前には車両がやってきたこともあり、また意外とファンの数が少なかったか、他駅に分散したかで目立った混乱もありませんでした。まずはバシッと決まった投稿写真からどうぞ!
普通電車を待避させての、堂々たる通過。
(写真:東海道本線国府津駅/撮影:もこてん 禁転載)
以下の写真は私撮影の物で、引用元を併記の上、転載可能です。
さて、ここからは撮影の順番で。臨時ホーム8番線の入り口には、「つばめ」の乗車案内に加えて、一時的にファンの人が「つばめ」の方向幕を展示。自作でしょうか?しかし、実際の方向幕は・・・(2つ下へ)。
「つばめ」入線前の様子。
復活運転出発式用の場所。
そして品川駅に入線中の583系「つばめ」。となりの185系は、本来は「回送」マークだったが、その直前に、ファンサービスだろうか特急「踊り子」表示に切替。
ロクに整備もされず、ボロボロの583系秋田車両センター所属車ですが、こちら側の先頭車は、まだなんとか。う〜ん、たかが「つばめ」とシールを貼っているだけなのに、貫禄があります。
問題の方向幕。細かいところに文句は付けませんが、もう少しなんとか、工夫をして欲しかったところ。なるべくお金をかけたくないのは解りますが。ただし、一番下の写真に注目!!
反対側の先頭車。
品川に建つ高層ビルと583系。
もこてん”様より。実は3号車は懐かしのこの表示だったそうです。せっかくなら、各号車で583系の歩んだ道を示すかのような、方向幕各種を掲げて欲しかったですね。根府川にて。