534.寝台特急「富士」リバイバル運転乗車レポート
 2009(平成21)年7月31日、8月7日、28日に門司港〜鹿児島中央で運転されている寝台特急「富士」ですが、その7日運転分の模様をAC20kV-DC1500V様が乗車し、撮影してくださったので掲載いたします。
(撮影&解説:AC20kV-DC1500V様 禁転載)


小倉駅の行き先表示。寝台特急 富士 の表示が旅情をかきたてます。この時間の「富士」号も「鹿児島中央」行き表示も初めてです。また、その前に入線してくる列車も「ビール列車」という珍しい組み合わせです。

自分が指定された席は3号車の上段ベッド。現役時代と変わらない形でシーツなどがセットされていました。

夜11時を過ぎて車内は減灯されました。
※寝ている方もいらっしゃったので、弱めのフラッシュで撮影させていただきました。

大分駅でかなり長時間停車していました。

最後尾の窓から後方を撮影してみました。…感度を上げたのですが、夜はやはり厳しい画になります。ちなみに大雑把な行程は、門司港21:30発〜鹿児島中央 翌10:30着なので、本当にゆっくりしたスケジュールでした。

今回はED76 66のけん引でした。

都農(リニア実験線があった付近)あたりではもう夜が明け始めていて、廊下側の窓からは海を臨む眺めがいいですね〜。この景色も夜行ならではかもしれません。

宮崎駅に到着。ここで列車に朝食を積み込むためドアが開きましたが、ツアー客はホームに降りられませんでした。う〜ん残念。向かいにはレッドエクスプレス仕様の485系が停まっていて、先に発車していきました。

てわけで、ドアそばから前方を。

都城付近を走っているあたりから車内では、記念クリアファイルやDVDなど鉄道グッズの販売が始まりました。

旅も終りに近付き、錦江湾と桜島が見えてきました。この景色を寝台列車から見られるのもこれが最後かなぁなんて思いながらシャッターを切りました。

鹿児島中央駅に到着。お約束の記念撮影の人だかりですが、自分もかろうじて撮影できました。

操車場に引き上げる富士。

記念にいただいた浴衣。大事に保管したいと思います。

8月9日、門司駅にて。外からも撮影をしておきたかったので、旅でくたびれた体にムチ打って(笑)撮影してきました。その中の1枚を。