事前の発表が全くない車両だったこともあってか、悪天候ながら下松駅ほか沿線には多くのファンが詰めかけました。 (上写真解説:リン)
参考までに、私(リン)が見た限りでの仕様や印象などを記しておきます。 ・編成はクハ735−100+モハ735−100+クハ735−200の3両編成で、クハ735−100にトイレと車いすスペースを設置している。編成番号は「A-(モハ735の車両番号)」。 ・正面の造形は731系とほぼ一緒。側面の裾絞りがあるのも一緒だが、側面上部が狭まる731系に対して735系は垂直に立ち上がっている。また、アルミ製でコルゲートも無く張り上げ屋根で雨樋も隠れているため非常にすっきりした印象。 ・683系のように枕木方向に斜めのカバーが取り付けられるなど、床下機器の耐雪構造が強化されているもよう。 ・車内は扉間に9席のロングシートを配置し、3席ごとに手すりを配置。731系に装備されていた収納式座席は廃止された。また、中央扉を挟んで互い違いに3席ずつ、計6席の優先席を備える。トイレの向かい側は車いすスペースとして座席が無い。 ・ドア脇にくずかごとエアーカーテンを装備。 ・全くの無塗装で、パンタグラフも載せられておらず車内ドア上の案内表示板も設置されていなかったので、北海道に到着した後さらに手が加えられるものと思われる。 ←604.「スーパーサルーンゆめじ」最終運転 企画特集(イベント列車・珍しい列車)トップページへ 日本の旅・鉄道見聞録トップページへ 裏辺研究所トップページへ |