立川〜青梅110周年号運転
2004(平成16)年11月21日、JR青梅線立川〜青梅が110年を迎えたことを記念し、旧型客車3両を使ったイベント列車が運転されました。先週には八高線で同種の列車が走りましたが、今回は茶色のDE10が登板。まあ、これも同年7月の奥多摩〜御嶽60周年記念号で、同区間を走っていますが・・・。なお、青梅線は1894年(明治27年)11月19日に青梅鉄道が立川〜青梅間開通させたことに始まります(というわけで、本来であれば先週に110周年号を運転した方が・・・)。石灰石の採掘事業を行い、それを鉄道で運んで、セメント会社に売るのが目的で、軽便(けいべん)鉄道でした。その後、今の狭軌に改軌の上、1923年(大正12年)4月に電化。1929年には青梅電気鉄道に社名変更。そして戦争末期の1944(昭和19)年4月1日、国有化されて今に至っています。写真は引用元明記の上で、転載可能です。
青梅線は比較的早くから電車が走っていたため、そんなに客車というイメージとは関係なかったりします。ともあれ、なかなか紅葉と相まって、良い雰囲気・・・。
(写真:青梅線 青梅駅/撮影:裏辺金好)
青梅駅構内で停泊中。青梅線の現在の主力201系と並びます。
(写真:青梅線 青梅駅/撮影:裏辺金好)
1998年5月4日には、八王子〜青梅でクモハ40が運転。このタイプの邦画ながら食おう目線で活躍していたので、こっちの方が青梅線のイベントとしてはしっくり来ますね・・・。
(写真:中央本線 八王子駅/撮影:佐都青木)
青梅電気鉄道時代からの建物である、青梅駅。大正13年11月の完成。
(撮影:裏辺金好)