701.吹田工場、一般公開を実施
 2010(平成22)年10月23日、JR西日本の吹田工場が一般公開されました。これは工場のある吹田市の市制70周年記念行事の一環として行われたもので、2003年以来7年ぶりの公開でした。会場では鉄道グッズや部品の発売、ミニ新幹線運転、保守用車両の展示・実演、車両撮影会などが催され、多くのファンや家族連れで賑わいました。尚撮影会に使用された車両は225系5000番台(第9編成)、113系リニューアル色、183系(C編成)、681系(V12編成)、クハネ583(元B02編成)、クハ489系(元A10編成)、クハ489系(元H02編成・ボンネット)、125系でした。
(解説&撮影:KIX)


会場入り口には吹田市もブースを出店していました。

車両撮影会全景。

並べられた2種類のクハ489、「雷鳥」と懐かしの「白鳥」幕を表示。

4両の北陸路を駆けた(る)特急用車両。クハネ583系は唯一のJR西日本塗色。

最新の225系も展示。ブルーのラインは阪和線用の車両。

183系も元を正せばスーパー雷鳥やしらさぎに使われた485系です。

実際に作業も見学できたマルタイこと「マルチプルタイタンパー」。

車体吊り上げ実演には、先日廃車された国鉄色のクロ183が使用されました。

吹田工場のシンボル、準鉄道記念物にも指定されている「流電」ことモハ52001。車内も見学できました。

子供向けの運転台記念撮影に使用された、はるか用の281系。

工場の仕事も実演されました、こちらは車輪と軸を脱着するための機械。

本物の石炭で走るミニSLも大人気。辺りにはSLの匂いが立ち込めていました。

食堂の一角に、福知山線脱線事故の資料展示コーナーも設置されていました。

おまけ1:先日廃車回送された「ゆめじ」用のクロ212の姿も確認できましたが、こちらは解体されるとのこと。

おまけ2:クハネ583と背中合わせで、ボンネットが留置されていました。