実はこのラッピングは、当初は1年間限定だったのをあまりの人気から2009(平成21)年3月まで延長したもので一旦は引退する筈でした。 しかし、同年8月の起きた兵庫県西部・北部の豪雨災害で甚大な被害の出た佐用町を励まそうとJR西日本が復活運行を決めて運行してきました。 その後、姫新線の高速化事業完了に伴う平成22年4月から2年間の増便社会実験中も、19両のキハ122、127系に混ざって、他の2両のキハ40系とともに姫新線で活躍を続けてきましたが、社会実験終了に伴って列車の一部減便が実施されることから、 キハ40系3両が余剰となり姫新線から引退するものです。 3月16日の運用は、821D→3832D→3827D→3840D→3833D→846D→939Dでした。 最終定期列車である939Dの出発前には姫新線利用促進・活性化同盟会主催の記念セレモニーが開催され、最終的には約100名の沿線住民の皆さんが集まって「はばタン列車」の最後を見送りました。なお、最終の運行は3月20日の「婚活列車(団体専用)」となっています。 (撮影&解説:ひょん君)
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