英鉄ネタ:Intercity 225用クラス91が登場時の塗装に復刻など
2018(平成30)年11月、インターシティ(Intercity)225の30年近い活躍を記念し、機関車であるClass 91の1両(91119号機)がデビュー時のインターシティ・スワロー塗装に復刻されました。その他、最近のイギリス鉄道ネタを含めてご紹介します。
(解説&撮影:秩父路号)
1988年から1996年まで見られた塗装。まさかこの塗装を生で見ることができようとは。実現させたLondon North Eastern Railway (LNER)には感謝感激です。
この復刻塗装、アイディア自体は2015年から2018年にかけて運用したVirgin Trains East Coast社(VTEC)時代にもあったそうですが、「ヴァージン・ブランドを過去を振り返り、国鉄と結び付けるようなイメージは避けたい」と却下されていたそうな。VTECのフランチャイズ契約崩壊と運輸省直属のLNERへの移管があったからこそ実現したものなのです。
Gatwick Express向けClass 387/2のメンテナンスによる編成不足を解消するため、同じGTRグループのGreat NorthernからClass 387/1の387105編成がガトウィック運用に11月から投入されました。これは中期的な措置のようで簡易GXラッピングが側面に施されています。
ちなみに2016年3月頃、まだClass 387/1とClass 319がテムズリンクの主力だった頃にGatwick Express向けのClass 387/2が1編成Thameslinkに貸し出されていたこともありました。
平日に一往復のみ存在するChilternのロンドン・パディントンに乗り入れる列車に乗車しました。昔ロンドン・パディントンとバーミンガムを結ぶ本線だった路線を通り、免許維持列車として存続しましたが12月のダイヤ改正で消滅。HS2の工事の関係でWest Ealing止まりとなり、パディントンまで乗れるのはあと数週間です。
Chiltern RailwaysのClass 165の新塗装(左)が登場。現行塗装(右)のマイナーバリエーションで新ロゴと「by arriva」の文字が追加された他、赤いラインが消え水色とグレーのラインが引かれました。