たま電車ミュージアム号が運転を開始
2021(令和3)年12月4日から、和歌山電鐵で「たま電車ミュージアム号」が運転を開始しました。これは、従来の「おもちゃでんしゃ」を改造したもので、水戸岡鋭治氏がデザイン。外観は「黒字を期した」という黒色をベースに、車内各所に初代たま駅長などをデザインした博物館のような内装が特徴。777匹のたま駅長、和歌山電鐵執行役員ウルトラ駅長のニタマ、よんたま伊太祈駅長の可愛らしいイラストやオブジェが車両の内外に舞い踊っています。
また、カラクリの第一人者の高橋みのるさんの手による作動時に「ニャー」という鳴き声がする木製のカラクリを設置したほか、ホワイトボードやブランコ状のゆりかごなど、子どもが楽しめるスペースも設置しています。
なお、改造にあたりクラウドファンディングなどで約1700人から1889万円の支援を受けています。
(撮影:ネオン)
(写真:貴志川線 大池遊園駅)
フェルメールやモナ・リザなど、様々な名画に扮した「たま」も描かれています。