熊本市交通局5000形(5014AB号)が定期運用を離脱
2025(令和7)年2月22日に熊本市交通局5000形(5014AB号)が定期運用を離脱することになり、2月20日〜22日の3日間は特別運行として、普段は朝ラッシュ時に1往復のみ運転されていたB系統(上熊本駅前〜健軍町)に加えて、A系統(田崎橋〜熊本駅前〜健軍町)を6往復しました。2月21日の模様を、AC20kV-DC1500Vさんの解説と写真でご紹介します。

2月頭に「熊本市電5014AB号引退」との情報を知り、今月3度目の遠征へ。
熊本市電5000形は元西鉄1000形。かつて、福岡と北九市内の路面電車で走っていた型式なので、個人的にも思い入れの強い車両の一つ。(この5014ABは福岡市内線で役目を終えた1014ABなので、北九州で走ってはないのですが)
その西鉄時代からの車両が、67年を経た今でも現役で動く姿を見た時は、幼少の頃の記憶が蘇って不覚にも涙が出ました。




普段は運行しない熊本駅前を発車。









停車中に動くコンプレッサーの音、走行時の車輪の軋む音、乗車した電車の揺れ方、ほぼ当時のままの雰囲気で、ノスタルジーな時間を堪能してきました。


残念ながら、最終運行の土曜日は予定が入っていたので、その活躍もこの日が見納めになりました。

67年間、おつかれさまでした。

オマケで、このほかの熊本市電の様子を。



5000形に代わる新鋭車両、2400形。