仁王門 【国重要文化財】
室町時代築。応仁の乱後に再建されたものです。近年に解体修理が行われ、鮮やかな色になっています。
|
西門 【国重要文化財】
1631(寛永8)年築。
|
西門からの風景
京都を一望できます。
|
経堂 【国重要文化財】
1633(寛永10)年築。本堂と共に再建されたもので、正面五間、側面四間の一重、本瓦葺き、入母屋造。仏教の一切経を収蔵する建物です。元々は講堂として使われていたとか。
|
田村堂 【国重要文化財】
1633(寛永10)年築。その名前が示すとおり、清水寺を実質的に建立した坂上田村麻呂麻呂夫妻の像を堂内中央に祀っているほか、開祖である行叡居士と延鎮上人を奉祀しています。
|
成就院
1639(寛永9)年、徳川秀忠の娘で後水尾天皇の中宮となった東福門院和子の寄進によって再建されたもの。池泉回遊式の庭園は「月の庭」といわれる素晴らしいもので、これは相阿弥の作で小堀遠州の補作、もしくは松永貞徳の作と伝わっています。
通常は非公開で、秋に特別公開を実施。なお「その美しさは自分の目で直接見に来なさい」ということか、庭園の撮影は禁止されています。
|
三重塔 【国重要文化財】
1632(寛永9)年築。日本最大級の三重塔で、高さ31メートル弱という規模です。
|
轟門 【国重要文化財】
1633(寛永10)年頃築。本堂への中門で、天井などの構造は東大寺転害門を縮小して再現したものだとか。
|
回廊
左手が本堂で、右手が轟門。
|
朝倉堂 【国重要文化財】
江戸時代初期の建築。その創建が1510(永正7)年で、越前の戦国大名である朝倉貞景が寄進したため、再建後もこの名前が引き継がれています。
|
随求堂
1718(享保3)年築。縁結び・安産・子育ての神仏を祀っており、さらになんと本尊の随求菩薩は、願い、求めを全てかなえてくれるのだとか。金ください、時間ください、嫁ください!!
|
紅葉
清水寺は京都でも有数の紅葉の名所。境内のあちこちが見事な色に染まります。
|
釈迦堂 【国重要文化財】
1631(寛永8)年築。本堂の中を通ると見えてくるのがこの建物。比較的簡素な構造ですが、堂内奥中央部に朱漆塗り円柱の来迎柱を建てています。
|
地主神社 【国重要文化財】
本堂の北に位置する神社で(写真左手にチラッと写っているのが本堂)、本殿、拝殿、総門は1631(寛永8)年の建築。
|
本堂 【国宝】
1633(寛永10)年築。正面は約36m、側面は約30m、そして棟高は約18mという巨大な木造建築物で、清水の舞台と通称される、総桧板張りの「舞台」を懸造りにして張り出しているのが特徴。ちなみに、舞楽などを奉納する場所として使われるため、正真正銘の舞台だそうです。
本尊は千手観音。
また、地蔵菩薩・毘沙門天を祀っています。
|
本堂 【国宝】
最高で12mの巨大な欅(けやき)の柱を立て並べて支えており、機能的に優れているうえ、見た目も圧巻で見る人を惹きつけます。清水寺を代表する見所。
|
子安塔 【国重要文化財】
江戸時代、寛永期の建築。本堂の南へ、進むと1つだけ離れて建っている三重塔。高さ約15mの軽快な印象の塔です。明治末年までは、仁王門の隣にあったそうです。
|
アテルイ、モレの碑
坂上田村麻呂と戦った東北の英雄。坂上田村麻呂は両者が降伏した後、その武勇と器量を高く評価して助命するよう朝廷に嘆願しますが聞き入られず、処刑されました。1994年、岩手県水沢・江刺地方出身の関西在住者らが中心となって建立しました。
|