旧司法省(中央合同庁舎第6号館赤れんが棟) 【国重要文化財】
別角度から撮影。重厚な門も素晴らしいもので、旧司法省は明治の洋風建築の中でも屈指のものでしょう。
東京地方裁判所・東京高等裁判所(裁判所総合庁舎)
ちなみに最高裁判所は国会議事堂、国立国会図書館の北側にあり、霞ヶ関にはありません。
法務省、最高検察庁、東京高等検察庁、東京地方検察庁(除・交通部)、公安審査委員会、公安調査庁
(中央合同庁舎第6号館A棟)
日比谷公園の北側、赤れんが棟の裏側に建設されたもの。
弁護士会館(写真真ん中)/東京家庭裁判所、東京簡易裁判所(民事)(中央合同庁舎第6号館C棟)
*さらに左の建物は下で紹介。
厚生労働省、環境省、内閣府(防災担当)(中央合同庁舎第5号館)
経済産業省(経済産業省庁舎本館)
1984(昭和59)年築。地上18階、地下3階の建物で、窓を内側にへこませているのが特徴。経済産業省は、旧・通商産業省。位置関係は日本郵政株式会社の隣、財務省の向かい側。
中小企業庁、資源エネルギー庁(経済産業省庁舎別館)
厚生労働省などと同じ並びで、経済産業省の裏側に建つ建物。
外務省
国会議事堂から霞ヶ関方面に行くとすぐ見えるのが、外務省。建物は結構古いです。
お役人さん達も、結構劣悪な環境で働いているなぁ、と痛感する次第。
財務省
1939(昭和14)年築の近代建築。大蔵省営繕管財局の設計によるこの建物は、入り口のアーチを除けば、見事なほど簡素。しかし、周囲の中央省庁の建物が次々と建て替えられる中、戦前から残る建物として貴重です。
文部科学省、文化庁(霞が関コモンゲート旧文部省庁舎)【国登録有形文化財】
1932(昭和7)年築。鉄骨鉄筋コンクリート造6階建、スクラッチタイル貼の戦前からの建物で、大蔵省営繕管財部の設計。中庭の周りを1周して建てられている面白い建物でしたが、2004年より再開発が始まり、道路に面した部分のみ保存の上、霞が関コモンゲートという高層ビルが建ちまました。
文部科学省、会計検査院、金融庁(霞が関コモンゲート「中央合同庁舎7号館」)
会計検査院(旧建物)
1935(昭和10)年築。大蔵省営繕管財局の設計で、文部科学省の隣に建っていた戦前の建築でしたが、合わせて再開発され解体。現存していません。
特許庁
内閣府、内閣法制局(中央合同庁舎4号館)
1971(昭和46)年築。内閣府は、旧総理府+経済企画庁+沖縄開発庁など。国会議事堂が目の前に見える他、財務省の裏側に位置しています。内閣府は、内閣総理大臣を補佐し、各省の調整を行い、主に経済諮問会議や特命担当大臣などに関する仕事をします。
日本郵政(旧郵政省)
郵政省→総務省(郵政事業庁)、日本郵政公社を経て民営化されて現組織になりました。そのため現在では官庁ではありませんが、かつての郵政省ということでここに掲載。まあ、再び実質的に国有化に近くなってきていますが・・・。