むかし下津井回船問屋〜岡山県倉敷市下津井〜
  Mukashi Shimotsui Kaisen Donya in Kurasiki City , Okayama Prefecture

 瀬戸大橋を擁する倉敷市南部の下津井地区。江戸時代には参勤交代の西国大名の御座船や、ニシンや昆布を運搬する北前船の港町として繁栄した場所です。
 その当時の面影をとどめる古い街並みに今も残る古建築の1つが、この「むかし下津井回船問屋」。江戸時代に金融業と倉庫業を営んでいた荻野家の分家の西荻野家の住宅を、明治初期に高松屋(中西家)が取得したものです。現在は資料館として活用され、当時のままに残る母屋やニシン蔵に、様々な当時の道具が展示されています。

(撮影&解説:裏辺金好)
 ▼MAP

 ▼アクセス
 JR瀬戸大橋線児島駅よりバス


○風景


店の間











2階の様子

当時の道具や看板など見所が満載です。

両替天秤

千両箱と算盤(そろばん)

江戸時代に使われた備前、備中、備後の藩札

糸車

ニシン蔵

母屋を裏側から見る

周辺には古い街並みが残っています。少し見てみましょう。


下津井共同井戸群 【倉敷市指定史跡】
さすがに現在は使えるような感じでは無かったです。

トタンではなく、木の壁が何とも言えないレトロな雰囲気です。