江戸時代後期の建築で、投入堂に行かない方はここが終点。行く方はここの奥で受付をします。
草履
履いてきた靴にNGが出た場合は、500円で草履を購入することになります。
流石は先人の知恵、これが意外と実用的で、悪路でも滑ることなく進むことが出来ます。ちなみに持ち帰り可。
地図
地図を見る限りは一般的なハイキングコースに見えますが・・・。
出発!
まずは余裕な感じですが・・・。
いきなり両手両足を使って登る羽目になります。
十一面観音堂 【鳥取県指定保護文化財】
江戸時代中期の建築。そして、写真右手を登っていきます。このあたり、カズラ坂と呼ばれるエリアだそうです。
これもどこを登れば良いのか。写真だとあまり急角度には感じませんが、現地で見上げると声を失います。
文殊堂 【国指定重要文化財】
1580(天正8)年の建築で、清水寺にも似た雰囲気。これを見るだけでもかなりの迫力。
クサリ坂
そして文殊堂の脇、ほぼ垂直の崖をクサリをつかみながら登っていきます。クサリ坂と呼ばれる難所の1つです。
まあ、持つところがきちんとあるだけ、先ほどまでのカズラ坂より幾分マシです。
(上写真はリン所員撮影)
地蔵堂 【国指定重要文化財】
室町時代後期の建築。
ここを歩いていきます。幸いにも、落ちても少し下に脇道はあります。
反対方向を振り返り・・・。
鐘楼堂
鐘楼堂の脇は、この巨石を乗り越えていきますが、もはや大したレベルではありません。
馬の背・牛の背
リン所員の後姿と比較していただけると解りやすいですが、まるで平均台を進むような感じ。
左右は崖になっておりますので、バランスを崩すとさようならです。
納経堂 【国指定重要文化財】
鎌倉時代後期の建築(さりげなく凄い文化財!)。これが見えてきたら、あと一息。
観音堂 【鳥取県指定保護文化財】
1648(正保5)年に鳥取藩主池田光仲によって再建されたもの。
元結掛堂 【鳥取県指定保護文化財】
観音堂と同じ頃に造られたもの。
投入堂 【国宝】
ついにラスト、投入堂へ到着。平安時代から建つという、歴史ある建物と対面です。
投入堂 【国宝】
ちなみに、こんな状態で支えています。よく崩れないものです・・・。
帰路
どこを登ってきたのか不明になりつつ、こんな状態で降りていきます。
投入堂遠景
ちなみに投入堂は麓から見上げるとこんな位置にあるのでした。