2006年に水海道市が石下町を編入合併して誕生した常総市。関東鉄道の水海道駅前周辺にはレトロな建物が残っており、見所ある近代建築が複数あります。また、長年の使用に伴い改変があるものの、元の姿に復元したらきっと立派に・・・と思われる建物も多数。今回は、そんな水海道の近代建築や商家を見ていきましょう。
まず上写真は二水会館。常総市立図書館内にある建物で、元々は水海道町役場として1913(大正2)年に建てられました。2階建てかと思いきや、実は木造平屋建てなのが特徴です。1984(昭和59)年に現在地に移築され、国の登録有形文化財に指定されています。ちなみに、「二水」の意味は、鬼怒川と小貝川の2本の河川より。
(解説&撮影:裏辺金好)
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