式台玄関
入母屋造の屋根を備え、格式の高い構造となっています。
内部
見ていただけると解りますが(・・・と思ったのですが、写真では解りにくいですな)、畳の縁がも接待用の上の間・次の間・三の間と、家族の居住空間でハッキリ異なっているほか、天井の高さも家族の居住空間の方が低くなっています。
ちなみにこの写真の場合、看板が立っている場所が三の間。奥が家族の居住空間で、家族用の畳は単純な黒い縁です。
上の間(写真で奥の部屋)&次の間
次の間
机が斜めになっているのは、ここから庭を眺められるようにしているからとのこと。
上の間
縁側
なんと、これだけ長いにも関わらず、それぞれ1本の木で構成。
縁側
さらにコーナー部分の処理も見事で、大工さんの高い技術が伺えます。
吉原家居住空間
家の人間が生活するのは、二の間・三の間と庭を挟んで向かい合ったこのエリア。
旧吉原家住宅は、コの字型に建物が配置されています。